キオクリョクがございません

つれづれあれこれ

「Some Girls 女たち」1978年

 

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  このアルバムは米国では最大のヒットとなったようだ。
  一説によると、パンク隆盛の折、「ストーンズはダサい」というパンク側の口撃に受けて立った…とあり、2曲を除いて従来のストーンズらしいロックンロールに回帰した、とも…。
 
 それでは、その2曲について。

 まず、当時のディスコブームに乗ったダンスミュージックの「Miss You」だが、同年ロッド・スチュワートが同様のディスコ曲「Da Ya Think I'm Sexy?」をヒットさせた。「Miss You」も大ヒットとなったが、僕の好みで言えばロッドの方…。

 一方、文化史家のネルソン・ジョージは、ディスコ・ブームに乗って当時のメジャーがダンスミュージックに挑戦したが、その誰もが失敗し、唯一デビッド・ボウイの「Let's Dance」が成功を収めた、…と厳しい。

 確かに楽曲の良さは…。 


 で、残りの一曲、「Beast of Burden」を僕はこよなく愛する。
 「ブラック&ブルー」の項で述べたが、「Fool to Cry」や「Monkey Man」と同系列、ミックの自虐的ナンバー。先の2曲に比べアップテンポでリズミカルだが、チャーリー・ワッツのドラミングのリフがシブく、軽くならない。しっかり、ミックの泣きがサビに向かって利いてくる。
 キースは「ミック・テイラーとの間にあったリズムとリードのギターの区分が溶け、ロニーと2人でぴったり息を合わせて輝いた良い例」と言っているが、これは二人がアコースティックギターを弾いたライブでのことか…。